2017年10月16日月曜日

〈熊本応援ライヴ Vol.5〉終了

 今回もソールド・アウトのお客さんが熱く盛り上がってくれた。


 地震から1年半がたち、すっかりニュースで取り上げられなくなってきたから、いくつかネット・ニュースから拾ってみた。

 政府は、熊本地震の仮設住宅の入居期間を1年延長することを閣議決定した。仮設の入居期間は原則2年間で、来春以降に順次、入居期限を迎える。
 熊本県によると、8月末時点で、木造やプレハブの仮設住宅が、4024戸、民間アパートなど行政が借り上げる「みなし仮設住宅」が14,447戸ある。
 災害公営住宅の整備は、9月25日時点で、着手済みは464戸にとどまっている。

 熊本のお祭り、藤崎宮秋季例大祭への参加は、昨年は地震の影響で、35団体、約8千人の参加にとどまったが、今年は65団体、約1万4千人が参加。

 やおきんは、熊本地震の被災地復興を支援するため、10円でも復興支援ができる企画として「くまモンうまい棒」を、6月24日に熊本県で先行発売し、7月11日から全国で発売を開始する。売上の一部は、熊本地震復興支援に寄付される。味は、かぼちゃコーンポタージュ味。


 ライヴの収益、新しく作った〈熊本応援CD〉の売り上げ、募金をトータルして、¥95,000を義援金として送る。心からありがとう!
 このシリーズのライヴは、あくまで俺の個人的な想いから始めたライヴだから、来てくれるみんなはひとつの企画ライヴとして、これからも楽しんでほしい。


photo : Yukari Watanabe


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2017年10月13日金曜日

長崎、福岡、石垣島へ

 初めて長崎でライヴをやったのは去年の11月。白浜さんとのジョイント・ツアーで、長崎在住の漫画家でシンガー、岡野雄一さんをゲストに迎えた。
 今回はデビューして初めてのソロ・ワンマン・ライヴとなる。
 10月27日(金)ohana cafe、ぜひ遊びに来てね。




 福岡は、10月28日(土)みどりや食堂での開催。去年の11月はここでソロ・アンプラグド・ライヴ、今年の5月はジョイント・ライヴをやった。
 元ARB 白浜久さんの古いお友達の福田さんがオーナーで、前回の白浜さんとの九州ツアーでは、旅のコーディネートからベースの演奏まで、すごくお世話になった。その恩返しも込めて、今回もみどりや食堂で歌う。“食堂”というネーミングだが、シックなインテリアで、コンパクトだがPAもしっかりしていて、何より食事が何を食べてもおいしい。




 初めて石垣島に行ったのは2011年。地元で応援してくれている2人の男性が声をかけてくれたのがきっかけだ。3年連続でツアーで行き、今回は4年ぶりになる。本当に楽しみだ。
 10月29日(日)石垣 シティジャック。新しい歌を届けるため、東シナ海を越える。


photo : Yukari Watanabe


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、自由が丘 Mardi Grasでのライヴから〈Thunder Boy with MIDORI〉の動画と、30周年記念ライヴのライヴ前とライヴ後に会場で流した「〈たんぽぽのある風景〉スライドショー」の動画を掲載した。


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2017年10月12日木曜日

〈小山卓治 × 目黒寿安 スペシャル・ライヴ〉

 10/22日、横須賀のYounger Than Yesterdayで、目黒寿安君とのジョイント・ライヴが開催される。



 寿安君との出会いは、ここに何度か書いたが、改めて。
 いつも応援してくれている、たかまつなおき君(ティーチャー・ソング・ライター 小学校の先生をしながら週末はステージに立っている)が、俺の〈種の歌〉を歌い、寿安君が聴いたところから話は始まる。
 寿安君が〈種の歌〉をアコースティック・ギター1本のインストロメンタルにアレンジしてコンテストに出場することにし、音源と一緒にメールをくれて「曲を使用していいか?」とのことだったので「喜んで」と返信した。 
 音源を聴き、アコギ1本でこれほど美しく歌を表現できるのかと驚いた。
 去年の2月のことだ。

 その後、俺のライヴを寿安君が見に来てくれて、彼のCDをもらった。全編アコギのインストロメンタルかなと思っていたが、意外にも歌ものが多く、オリジナル曲満載の歌心を持ったシンガーだった。

 俺から連絡して、去年の9月、阿佐ヶ谷harnessでジョイント・ライヴをやった。
 彼のCDを聴くと、ずっと1人でギターを弾いて歌っている。セッションではふたつの音が溶け合うことを優先で考え、結果すばらしいサウンドが生まれた。 



 彼の新しいアルバム《hard times better times》を聴いた。
 得意のギター・テクニックを使わず、シンプルなギターに乗せて11分歌いきる〈セカンドライン〉からの後半の流れは胸に響いた。
 11歳で渡米して2001/9/11にニューヨークにいたという彼の経歴を思い出してしまう。

 今年の5月、俺の新しいアルバムで2曲、寿安君にギターを弾いてもらった。すばらしいアンサンブルが生まれた。

 今回のジョイント・ライヴは、今年の4月の段階で寿安君から話をもらっていた。場所は、彼のホーム・グラウンドともいえる場所。出会いを作ってくれた、たかまつなおき君もゲスト出演してくれる。
 ずっと楽しみにしていたライヴが、いよいよ近づいてきた。
 詳細はこちら


2017年10月10日火曜日

〈HARUKA〉ツアー、スタート

 初日は名古屋 Live DOXY。1曲目からお客さんのテンションがマックスだった。新しい歌はじっくりと、なじみの曲では大きな歌声で参加してくれた。


Photo : Kazuki Dosyo


 2日目の移動の合間に、北名古屋にある昭和日常博物館へ。昭和30年代くらい、いわゆる「三丁目の夕日」の時代のあらゆるものを展示してある。意外と盛り上がった。


photo : Takuji


 1年半前にサルーテの奥様からいただいた、尾張大國霊神社(国府宮神社)の厄除けのお守り、なおいぎれを、ずっとキャリーバッグに結んでツアーをしてきた。本当は1年でお返ししなきゃいけないものだから、神社に寄ってお返しし、また新しいなおいぎれを入手。


 愛知 稲沢 カフェ サルーテは、いつものお客さんだけじゃなく、お店のお客さんも来てくれた。80代のおばあちゃまが、とても喜んでくれた。

 2013年に初めてサルーテに行った時、サルーテのマスターの古いお友達の横倉さんが「楽屋もないし、ぜひうちに来てください」と車で10分ほどの自宅に招いてくれて、心づくしの食事をいただいた。
 それ以来、行くたびに歓待してくれ、俺の名古屋でのライヴにも奥様と一緒に来てくれるようになった。
 去年の11月に名古屋でライヴをやった時、彼の訃報を聞いた。
 以前ベチコがサルーテに行った時、横倉さんが「僕は小山さんの〈Gallery〉が好きで、練習してるんです」という話を聞いて、「今度一緒に演奏しましょうね」と話したということを、彼が亡くなった後にベチコから聞いた。
 ライヴの時、横倉さんの写真とギターが、フロアの隅にそっと置いてあった。ギターには、彼にお世話になったミュージシャンたちのサインとメッセージが書いてあり、俺もメッセージを入れた。
 ライヴのラストで、そのギターをお借りして、生声で〈ひまわり〉を歌った。


Photo : Kazuki Dosyo


 年に2回のスパンでやり続けている自由が丘 Mardi Gras。今回もMIDORIちゃんに登場してもらい、彼女のフェバリット・ソング、ボニー・レイットの〈Love Has No Pride〉を熱唱してもらった。今までで一番いい歌声だった。


photo : Yukari Watanabe


 今週末は〈熊本応援ライヴ〉。俺とのセッション希望に2人手をあげてくれた。まだ募集してるからね。


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2017年10月6日金曜日

熊本応援ライヴ Vol.5

 アルバム《花を育てたことがあるかい》をリリースして、11月で25周年ということを、以前、お客さんに教えてもらった。
 10/14 阿佐ヶ谷 harnessでの〈熊本応援ライヴ〉は、《花を育てたことがあるかい》の全曲披露ライヴにする。当時のエピソードなどを話しながら歌おうと思う。
 そしてこれまでと同じく、俺のギターの伴奏で歌いたい人、または俺とセッションしたい人を募集する。前回は3人が参加してくれた。下の「コメントフォーム」から応募してね。
 さらに、何曲かリクエストにも応える。一緒にライヴを楽しもう。

 5月から全国的に販売してきた〈熊本応援CD〉は、今回から《花を育てたことがあるかい》収録曲のライヴテイクを集めたものを販売する。
 前回のCDは全国でこれまで83枚売れて、トータル¥166.000を「熊本地震義援金」として送った。力を貸してくれたみんな、本当にありがとう。
 この企画は、熊本で生まれた俺の使命だと思って、これからも継続していく。


 ここ数日かけて編集してきた、アルバム《はるか》のダイジェスト映像を、YouTubeにアップした。デザイナー&カメラマン、コヤマ君の撮り下ろしの写真をたくさん使用している。

 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉のコンテンツ「卓治写真館」に、新しい写真を1枚、掲載した。


 さあ、明日から新しいツアーのスタートだ!


〈熊本応援ライヴ Vol.4 2017/4/15 阿佐ヶ谷harness〉
photo : Yukari Watanabe


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2017年10月5日木曜日

名古屋、稲沢、自由が丘

 ライヴの開場時に流すSE、オープニングSE、ライヴ後のSEをセレクト。気分も一新だ。

 新しいツアー〈HARUKA〉は、名古屋からスタートする。
 10/7(土)名古屋  DOXYは初めての会場だ。サイトで見ると、なかなかオシャレ。グランド・ピアノもある。どんなセット・リストにしようか、どのシャツを着ようか。

 10/8(日)愛知 稲沢 カフェ・サルーテは、お店のお客さんとオーナーの鵜居夫妻が招いてくれて、今回で5回目になる。とても素敵なインテリアと、おいしい食事とワイン。
 写真は、初めて行った2013/3/25の時のもの。30周年ライヴの直前だ。今回は1年半ぶりになる。
 ライヴの後は、アフター・パーティーで一緒に飲もう。


photo : Yukari Watanabe


 10月9日(月祝)東京 自由が丘 Mardi Grasでのライヴも2013年に始まった。30周年ライヴを見に来てくれたMIDORIちゃんが「うちの店でも歌ってよ」と提案してくれ、年に2回くらいのスパンで続けてきて、今回で10回目になる。
 今回、MIDORIちゃんのフェバリット・ソングを歌ってもらうことにした。
 10/14阿佐ヶ谷harnessの〈熊本応援ライヴ〉を除けば、次の東京でのソロ・ライヴは12月になる。ぜひ遊びに来てね。
 写真は、今年の3月のライヴから。


photo : Yukari Watanabe


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2017年10月4日水曜日

巨星、逝く

 トム・ペティほど、世界での人気と日本での人気に差があるアーティストは珍しいという。ギャラが折り合わず、日本での単独ライヴは1度もない。
 唯一、ボブ・ディラン + トム・ペティ&ハートブレイカーズで来日したことがあり、その武道館ライヴを見た。
 客席は圧倒的にディラン・ファンで埋め尽くされていたが、トム・ペティ&ハートブレイカーズへの期待も少なからずあった。
 ライヴが始まり、トム・ペティ&ハートブレイカーズがプレイを始めた。
「さあ、ディランはどんな風にステージに登場するんだろう」と期待を込めてステージを見たら、後ろの方でこっそりギターを弾いている男がいて、それがディランだった。
 後で噂に聞いたことだが、トム・ペティ&ハートブレイカーズとのワールド・ツアーを始めて、彼らの人気と実力を目の当たりにしたディランは、「どうせ俺の歌なんて、みんな聴いちゃいないんだ」と、すねていたとか。
 あの時のディランは、明らかにやる気がなかった。

 トム・ペティ。享年66歳。突然すぎて、言葉が出てこない。

 ボブ・ディランのコメントも発表されている。




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2017年10月3日火曜日

新ツアー〈HARUKA〉

 今週末から、いよいよスタート。詳細が出てないライヴも、一両日中に告知する。

■10/07(土)名古屋  DOXY
■10/08(日)愛知 稲沢 カフェ・サルーテ
■10/09(祝)東京 自由が丘 マルディグラ
■10/14(土)東京 阿佐ヶ谷 harness〈熊本応援ライヴ〉
■10/22(日)神奈川 横須賀 ヤンガー・ザン・イエスタディ〈ジョイント・ライヴ〉
■10/27(金)長崎 Ohaha cafe
■10/28(土)福岡 みどりや食堂
■10/29(日)石垣 シティジャック

■11/03(祝)大阪 ANOTHER  DREAM
■11/04(土)広島 OTIS!
■11/05(日)東京 渋谷 ラストワルツ(ゲスト出演)
■11/18(土)福井 武生 Rag Time Classics(ジョイント・ライヴ)
■11/19(日)京都 Bar GEAR
■11/23(祝)北海道 旭川 アーリー・タイムズ
■11/24(金)北海道 札幌 円山夜想
■11/25(土)北海道 札幌 侍珈琲
■11/26(日)北海道 苫小牧 JAM

■12/02(土)宮城県 仙台 カフェ・モーツアルト・アトリエ
■12/03(日)岩手 水沢 ディー・ディーズ・カフェ

 詳細はこちらから。
 九州など、あと何本か決まりそうだ。


photo : Yukari Watanabe


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2017年10月1日日曜日

河村博司君のライヴにゲスト出演

 〈小山卓治ワンマンライヴツアー haruka〉は、名古屋、稲沢、自由が丘まで詳細を発表しているが、その後、イベントをはさみながら、10/27 長崎、10/28 福岡、10/29 石垣島、11/3 大阪、11/4 広島と続いていく。その後のスケジュールは、週明けにも告知する。
 広島の翌日に予定していたライヴが延期になったから、飛行機で東京に戻って、そのまま河村君のライヴにゲスト出演することになった。

 『河村博司 1stアルバム〈よろこびの歌〉発売記念ライヴ』
 内容もゲストも盛りだくさんの、盛り上がるライヴになること間違いない。ぜひ遊びにおいでよ。


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、9/16 阿佐ヶ谷harnessから、SMILEYとプレイした〈NO GOOD!〉と、9/18 横浜 Thumbs Upから、Wonder 5との〈2人のはるか〉の動画を掲載した。
 〈ONE〉紹介ページはこちらから。


photo : Masashi Koyama


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2017年9月30日土曜日

〈Aspirin with Wonder 5〉

 9/18 横浜 Thumbs Upのライヴから、〈Aspirin〉の動画をYouTubeに掲載。
 ごきげんなライヴ・パフォーマンスを楽しんで!

photo : Masashi Koyama


2017年9月29日金曜日

Wonder 5の可能性

 9/16 阿佐ヶ谷 harnessと、9/18 横浜 Thumbs Upのライヴ動画が届いて、確認。オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に掲載する曲のセレクトと、ひさしぶりにYouTubeにも動画を掲載しようと思っている。

 改めて、というか初めてWonder 5とプレイする動画を見た。
 プレイがこじんまりとステージの中だけに収まらず、「前へ前へ」、客席に向かって熱を放っている。そんなプレイの途中で、アレンジを確かめるために俺をガン見したり、メンバー同士で笑顔を交わしたりする表情が、とても素敵だ。本当にいいメンバーが集まった。このメンツでやりたい曲がたくさんある。アレンジのアイデアもたくさんある。

 予定だけど、ほぼ決定で、次のバンド・ライヴは、俺の35周年の日、2018/3/21(水・祝日)だ。


photo : Masashi Koyama


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2017年9月28日木曜日

珠玉の小説

花の姿を知らないまま眺めたつぼみは
知ってからは
振り返った記憶の中で
もう同じつぼみじゃない

神様が戯れに折って投げた
紙ひこうきみたいな音楽の才能
ある時、突然現れて
そのまますーっと、まっすぐに飛び続けて
いつまでたっても落ちてこない
その軌跡自体が美しい

年齢とともに
人が恋愛から遠ざかってしまうのは
愛したいという情熱の枯渇より
愛されるために
自分に何が欠けているかという
10代の頃ならば誰もが知っている
あの澄んだ自意識の煩悶を
純化させてしまうから


 平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』を読んだ。
 38歳の天才クラシック・ギタリストの男性と、40歳の海外通信記者の女性が、互いに強く惹かれ合いながらも、何年もすれ違いを繰り返していく。大人の切なすぎる恋の物語。文章の合間からみずみずしい旋律が聞こえてきた。

 宮下奈都の『羊と鋼の森』を思い起こした。こちらの主人公はピアノの調律師。澄み切ったピアノの音色が聞こえてくる。


一歩ずつ確かめながら近づいていく
その道のりを大事に進むから足跡が残る
いつか迷って戻った時に
足跡が目印になる

ピアノで食べていこうなんて思ってない
ピアノを食べて生きていくんだよ




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2017年9月27日水曜日

アコースティック・ギターの使い分け

 アルバム《はるか》では、ギブソンとマーチンを使い分けている。
 〈2人のはるか〉は、シングルでは、独特のくすみ感があるギブソンダブを弾いたが、マーチン D-28に差し替えた。ちょっと「濡れた」感じのセクシーな音だから、〈光が降る〉でも使っている。
 目黒寿安君と2人でプレイした〈ひとつになりたい〉と〈もしもあの時〉などは、クールでがっつりとした音のギブソン J-45を使っている。
 このギターのラインナップにギルドが加わったら、もう無敵だな。


 そうそう、パソコンを一新したから、コメントへの返信はできるようになった。いつでも気軽に送ってね。

photo : Masashi Koyama


2017年9月25日月曜日

世界はすばらしい

 先週末のローリング・ビーンズでの河村君のライヴは、とてもホットな夜になった。
 アルバム《はるか》に収録した〈世界はすばらしい〉の最後の部分のコーラスを、河村君主導でビーンズのお客さんたちに歌ってもらったから、そのお礼もかねて遊びに行くことにしたんだが、ゲストとして歌わせてもらえることになった。


photo : Masashi Koyama


 話は4年半ほどさかのぼる。
 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉のウェブ・マガジン〈eyes〉2013年 春号に、〈Wonder 4対談〉を掲載した。終了したばかりの〈30周年記念ライヴ〉の映像を全員で見ながらおしゃべりするという企画。その中で、俺はこんなことを話した。

「アイリッシュ・テイストのメロディを思いついてんだけど、なかなか詞が乗らないんだよな」

 まだメロディの断片だったが、それが〈世界はすばらしい〉の原型だった。

 2015年1月、曲作りに専念するために1ヶ月ほど香港に行った。〈ハヤブサよ〉〈パパの叙事詩〉〈もしもあの時〉が生まれ、〈世界はすばらしい〉のメロディが完成し、歌詞も半分ほどできたところで帰国になった。
 帰って仕上げるつもりだったが、俺にとってあまりにもドストレートなテーマだから、どうしても歌詞を書くことができないまま時間が過ぎていった。
 新しいアルバムに収録できるかどうか半々だった。締め切りが近づいても「どこまでストレートに歌えるか」ずっと考えていた。最後の最後にようやく気持ちが固まって歌詞を完成させ、レコーディングした。

 〈世界はすばらしい〉は、9/18 横浜 Thumbs Upで、バンドでの初披露となった。
 8/19の長野 OREADでアコースティックで初めて歌い、9/16にアルバムを先行リリースしたが、Thumbs Upに集まってくれたお客さんのほとんどが初めて聴いたはずだった。
 演奏を始め、歌が進む中で、客席の空気が変わっていくのをリアルに感じた。みんなの気持ちが凝縮されていき、それが爆発するような感じとでもいうか。
 新しい歌を披露する時は、みんなじっくりメロディや詞を感じようとしてくれることが多い。あの時は途中から手拍子まで起こった。こんなことは今までで初めてだ。歌が終わり、エンディングの音にかぶさるように拍手が起こった。こんなことも初めてだ。
 今までにない強い手応えを感じた。

 でも。
 この歌をアルバムのラストに入れようとは思わなかった。この歌をアルバムの結論にはしたくなかった。この先の人生で、そして世の中が、「世界はすばらしくない」と思ってしまうこともあるだろうから。
 ただ、今の時点で、どうしても言っておきたかった。

 世界は、すばらしい、と。


photo : Masashi Koyama


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2017年9月21日木曜日

23日はローリング・ビーンズへ

 俺のアルバム・リリースの予定と河村君のアルバム・リリースの予定がかぶっちゃって、河村君のスタジオ・ワークが相当タイトになることは、だいぶ前から分かっていた。
 その上、ボーカル・ダビングの直前に俺が風邪をひいてしまって、何度か延期して、挙句にその風邪を河村君にうつしてしまった。
 河村君は「そんなことない」と笑ってくれたが、彼のアルバムのリリースが延期になった要因の1つは俺にある。
 そのお詫びというわけでもないが、河村君の9/23のライヴに飛び入りで出演することにした。
 もうソールド・アウトらしいけど、行ける人は楽しんでね。


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2017年9月19日火曜日

最高の夜

すばらしいバンド、すばらしいお客さん、最高の夜になった。
歌い続けることの意味を、応援し続けてくれることへの感謝を、心の底からかみしめるライヴになった。
これはひとつの区切りだが、変わることなく歌を届ける旅を続けていく。

ずっと調子が悪かったパソコンがクラッシュ。しばらくコメントへの返信ができないと思う。

Photo : Yukari Watanabe


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2017年9月14日木曜日

2017/9/16 阿佐ヶ谷harness with SMILEY

  9/16 harnessライヴまであと2日。ということは、あと2日で還暦ってことか。まるで実感がない。
 35年近く歌ってきて、SMILEYとはもう35年を越える付き合いになった。
 今回のライヴは、最初から最後までサックスを吹いてもらう。もうソールド・アウトだけど、harnessの鎌田に頼み込んだら入れてくれるかも。


1983/4/1 新宿 Ruido 客席のテーブルの上 Photo : Junji Naito


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2017年9月13日水曜日

最終リハーサル

 Wonder 5とのリハーサル。
 プレイするたびに、そのカラーが鮮明になっていく。加入して間もない信夫君のよさを、まだうまく引き出せないという想いがあったが、昨日はそのプレイで、歌に様々な色彩を添えてくれた。あとは本番を迎えるだけだ。

 しかし、やつがやって来る。その名はTALIM(タリム)。965ヘクトパスカルで東へ急カーブを切った。

photo : Yukari Watanabe


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2017年9月10日日曜日

はるかなる未来へ

見届けにおいでよ
〈はるか〉にこめた想いを
Wonder 5のスタートを
俺の60代の始まりを
そして君と俺の新しい未来を

〈New Days “FINAL” for Band Live〉




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