2017年7月23日日曜日

8年目の入間アミーゴ

 今年の入間も、様々にアプローチを変えて歌を表現した。
 8ビート、ダウンストロークでの〈Soulmate〉
 ピアノの単音を強調した〈DINER〉
 ウクレレで歌った〈裏窓〉
 アルペジオでの〈成長〉
 他にも、少しずつ聴かせ方を変えながら歌った。生声だからこそ、音の一粒一粒をていねいに描き、声の色を通常と変えることで、新しい物語が見えるようにしていった。
 それが伝わったかどうかの答えは、会場に足を運んで歌を感じてくれた人たちの心の中にあるだろう。生声ライヴのニュアンスは、デジタルの動画では多分伝わらない。

 そして今年も最後のセッションに、たくさんの人が参加してくれた。緊張しながらもギターを弾く笑顔がとても綺麗だった。


photo : Masashi Koyama


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2017年7月21日金曜日

ピアノのダビング

 明日、河村君のスタジオで、信夫正彦君にピアノをダビングしてもらう。
 レコーディングには必ず立ち会うんだが、河村君と信夫君のスケジュールが明日しか合わず、今回は任せることにした。
 とはいえ、音に対してはすでに深い信頼関係があるから、できあがりを楽しみにしようと思っている。


 それにしても今年は猛暑だ。
 昨日、ひさしぶりに三浦久さんにメールする前に気象サイトを見たら、長野県辰野町も33度とあった。

 数年前の入間ライヴの日、突然のゲリラ豪雨に見舞われて電車がストップして、ライヴに向かうお客さんが閉じ込められ、とうとうたどり着けなかったことがあった。
 明日もちょっと心配だな。スタッフ曰く「晴れ貯金を先週使ったばかり」だし。


ライヴ後、入間アミーゴの駐車場 photo : Yukari Watanabe


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2017年7月20日木曜日

OREADまで、あと1ヶ月

 3回目になる、長野県 辰野 OREADでのソロ・ライヴまで、あと1ヶ月になった。この場所も俺にとっては特別な聖地だ。
 OREADを経営している三浦久さんとの出会いは、2/14にくわしく書いている。心から敬愛する人生の大先輩。今回も三浦さんにはゲストとして登場してもらう。
 OREADのライヴは、いつも特別なものになる。遠いけれど、ぜひ一度OREADまで足をのばしてみてほしい。お店に入り、椅子に座っただけで、そこが特別な空間だと感じるはずだ。


photo : Masashi Koyama


 オフィシャル・ファン・コミュニティー〈ONE〉に、7/15千葉 佐倉のライヴから〈祈り〉の動画を掲載した。
 〈ONE〉紹介サイトはこちらから。


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2017年7月19日水曜日

入間に向けて

 土曜日、7/22は、入間市文化創造アトリエ アミーゴでの、“完全生声”ライヴ。
 ずいぶん前から、様々なアレンジの可能性を試している。
 あの空間でしか表現できないアレンジ、生声でしか表現できない歌い方、入間でしかできないライヴをやるつもりだ。唯一無二の、歌と音を感じてほしい。

 そして最後は、お客さんとのセッション。
 これは、好き嫌いもあるだろうが、空間に響くたくさんの楽器の音を楽しんでもらえればいいと思う。
 ちょっと遠いかもしれないけれど、ぜひ遊びにおいでよ。


photo : Yukari Watanabe


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2017年7月17日月曜日

祈りがかなった日

 オフィシャル・facebookの「ビジター投稿」に、ライヴを主催してくれた田中晴美さん、ライヴを手助けしてくれた西沢君と大橋君がライヴ・レポートを送ってくれた。
 SobaCafe301の渡邉さんもライヴの模様をfacebookに書いてくださって、リンクをはっている。
 来てくれたお客さんの感想も、たくさんのfacebookやブログに載っている。
 こんなに多くのことが言葉として残ったライヴは、そうはない。

 いつもとは違う空気のライヴだった。俺は、そしてベチコも、同じメロディを歌っていても、同じフレーズを弾いていても違っていた。それは晴美さんや、会場に詰めかけてくれた人たち全員の祈りの温度なんだと感じた。


 この日の写真や動画は、近々〈ONE〉に掲載する。


photo : Yukari Watanabe


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2017年7月14日金曜日

-祈りがかなう時- ユーカリが丘のサンセット

 千葉 佐倉 Soba Cafe 3○1は、ソールド・アウト。
 一期一会の明日は、「初めまして」のライヴになることを踏まえたセットリストで望む。たくさんの人たちの祈りに応えるために。その祈りが俺自身の祈りにもなるように。

 そうそう。鉄ちゃんというわけではないけれど、ユーカリが丘線に乗るのも楽しみだな。



手作りのフライヤーからも、想いが伝わってくる。


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2017年7月13日木曜日

nov

 7月13日。今日はnovのバースデイ。彼とのことは、オフィシャル・サイト〈RED & BLACK〉のコラムに、くわしく書いている。
 彼と出会ったのは、1995年。彼に別れを告げたのは、2003年4月13日。7/13と4/13は、毎年必ず彼のことを想う。これだけ時が流れても、いまだに心が揺らいでしまう。

 アルバム《種》の写真はnovが撮影した。完成したアルバムを彼に手渡すことはできず、別れの時に棺に入れた。
 俺とスタッフは今も彼と共に歩んでいる。彼のことは、決して忘れない。


photo : 松崎 “nov” 信彦 design : コヤママサシ


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2017年7月10日月曜日

80年代、アルバム・ジャケット色校正と、CDへの移行

 俺がデビューした頃のアルバム・ジャケットの色校正は、印刷所でプリントしてもらい、レコード会社のデザイン・ルームまで、デザイナーやプロデューサーと足を運んでチェックした。
 アルバム《NG!》でデザイナーが指定した赤は、ただの赤ではなく、どこまで落とした赤にするかのこだわりがあった。
 最初にあがった色校を見て唖然とした。写真はべったりつぶれて、ほとんど黒という感じだった。デザイナーが激怒した。
 何度もやり直しの印刷がくり返され、それが原因でリリースが遅れそうになるくらいだった。
 テレビの上にのびるアンテナの影がうっすらと壁に写る、そこまでのニュアンス出たところでOKが出た。

 80年代後半、それまでアナログで出していたレコードがCDに移行されることになった。その作業には立ち会えなかった。
 A面とB面をつなぐ曲間の長さは、俺の知らないところで決められた。《NG!》のジャケットは、また真っ黒になった。赤もただの赤になっていた。直したいと思っていた歌詞の誤植も、そのままになってしまった。

 CDの音を聴いて、「なんだこりゃ!」と呆れかえった。奇妙にクリアで、嫌になるほど押しつけがましく、大切なものがバッサリと切り捨てられていた。
 その頃のブックレットの最後には必ず1ページ追加され、こんな文言が定型として掲載された。

〈コンパクト・ディスクの優れた特徴〉
音が、すばらしく良い
いつまでも変わらない、いい音
ポケットにも入る、コンパクト・サイズ
扱いカンタン

 その後、〈CD選書〉で再リリースされたことは、ある朝広げた新聞の広告で知った。


 時代は移った。色校正は、パソコンを駆使して納得できるまでやれるようになった。音源は、限りなくアナログに近い音に仕上げられるようになった。

 何よりも、一番大切なことが再認識された。
 音源は、商品ではなく作品だということだ。


photo : Takuji


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2017年7月9日日曜日

次のライヴへの準備

 ウクレレの弦(コンサートサイズ用 Low-Gセット)を購入。ナイロン弦は馴染むのに時間がかかるから、少し早めに交換する。
 ウクレレには4種類のサイズがあって、小さい方からソプラノ、コンサート、テナー、バリトンとあり、みんなが知っているのはソプラノタイプだと思う。俺はテナーサイズを使っている。そして4弦を1オクターブ下げるチューニングのLow-Gにしている。この方が音域が広がって表現の幅が出る。
 千葉 佐倉 Soba Cafe 3○1と、入間アトリエ AMIGOで使おうと思っている。千葉 佐倉 Soba Cafe 3○1は、キャンセルがあったから、あと数人は予約を受け付けるとのこと。


photo : Yukari Watanabe


 入間 アトリエ AMIGOの生声ライヴでは、当日、セッションに参加してくれるみんなが練習できる場所を押さえてある。

13:00〜17:00 アトリエ AMIGO 多目的ルーム(受付棟 2F)

 俺がリハーサルに入る前に、1時間、ライヴ会場でも音出しできるように調整した。

15:00〜16:00 アトリエ AMIGO! スタジオ

 楽しんで参加してね。


photo : Masashi Koyama


 〈ONE〉を更新した。

〈Live Video〉
07/05 〈種の歌〉 〈歌で逢えたら vol.9〉 東京 渋谷 Last Waltz

〈LivePhptpgraph〉
06/03 〈Across The Border 小山卓治 × 浜田裕介〉  阿佐ヶ谷 harness
05/28 〈アコースティックお寺ライヴ 2017〉 岐阜 海津市 中島寺
05/27 〈アコースティックお寺ライヴ 2017〉 岐阜 揖斐川 真教寺
05/26 〈小山卓治 × 信夫正彦〉 名古屋 鶴舞 Music Bar Perch


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2017年7月7日金曜日

最終チェック

 《Well -Songs of 35 years-》、入稿前の最終チェック。これがすめば、すべての作業が完了する。
 小山雅嗣、渾身のデザインだ。ディレクターの内藤さん始め、ソニー・レコードのスタッフも、このクオリティに舌を巻いているとのこと。そりゃそうさ、2000年リリースのマキシ・シングル〈手首〉以降、俺のビジュアルのすべてをコヤマ君が作っている。魂がこもらないわけがない。
 期待して待っていてね。


photo : Takuji


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2017年7月6日木曜日

〈歌で逢えたら vol.9〉

 〈歌で逢えたら vol.9〉、すばらしかった。
 ここまでがっぷりと組んで河村君とやったのは初めてかもしれないな。ベチコのプレイも冴え渡っていた。
 ベチコに内緒のサプライズで河村君とやった、ばんばひろふみさんの〈SACHIKO〉の替え歌〈BECHIKO〉は、会場もウケて一緒に歌ってくれたが、ベチコが原曲を知らなかったというまさかのオチだった。
 3時間に渡って、拍手と手拍子と歌声が響いた。

 終演後、「30年ぶりにライヴを見ました。また来ますね」という人がいた。こうして一歩ずつ、少しずつでも広がっていくといいな。


photo : Masashi Koyama


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2017年7月4日火曜日

歌で逢えたら

 明日は〈歌で逢えたら vol.9〉。河村博司君とのジョイント・ライヴだ。明日がバースデイのベチコがゲスト参加。
 ベチコと初めてやる歌、河村君と初めてやる歌、河村+ベチコと初めてやる歌、いろいろあるから、これから練習。

 初めてやる歌の資料を互いに送り合って、合わせるのは明日のリハーサルが最初になる。このドキドキがクセになる。以前は前もってスタジオに入って、リハーサルして本番に望むことが多かったが、最近ではあえて「ドキドキ」のまま本番を迎えるようにしている。テンポ、フレーズ、ノリなどを、リハーサルで音を合わせながら近づけていく。特に、間合いは、一緒にプレイして初めて感じることができる。
 だから、ライヴの日だけの独特のノリになることが多い。同じプレイを後日やろうとしても、できなかったりする。
 明日はどんなセッションになるかな。楽しみだ。




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2017年7月3日月曜日

ひさびさの豊橋ライヴが決定

 年内のライヴ・スケジュールを最終調整している。
 ひさびさの豊橋でのライヴが決まった。詳細は近々。
 9月はharnessとバンド・ライヴ。そして10月からは怒濤のライヴだ。名古屋、稲沢、自由が丘、阿佐ヶ谷、横須賀、大阪、広島、松江、福井、京都、旭川、札幌、苫小牧、柏、他にも、ひさびさの街へ行く予定だ。
 会いに行くよ。


photo : Masashi Koyama


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2017年6月30日金曜日

入間市 文化創造アトリエ AMIGO! ライヴの歴史

 今年で8年連続になるライヴを来月に控えている、埼玉県 入間市 文化創造アトリエ AMIGO!での〈生声ライヴ〉をふり返ってみよう。

 2010年、この会場を教えてくれて生声ライヴ開催のきっかけをくれた人が作ってくれたポスター。
 YouTubeの映像は〈大統領様〉




 2011年もポスターを作ってくれ、会場をひまわりでディスプレイしてくれた。
 映像は〈種の歌〉




 2012年。このスペースは、アコースティック・ギターはもちろんのこと、グランド・ピアノの響きがすばらしい。
 映像は〈Once〉と〈失われた週末〉


photo : Yukari Watanabe


 2013年。都心から少し離れてはいるが、ここでの毎年恒例のライヴが徐々に浸透してきた時期だ。


photo : Masashi Koyama


 2014年。控え室で。毎年いろいろなギターの音色を響かせてきたが、この年初めてウクレレを使用した。今年もひさしぶりに使ってみようかな。
 映像は〈ユリエ〉


photo : Takuji


 2015年、リハーサルの写真。高い天井で音が豊かに反響する。
 この年に初めてファンの人たちに声をかけて、アンコールで一緒に演奏した。


photo : Yukari Watanabe


 2016年。たくさんのお客さん、そしてサプライズ・ゲストのSMILEYとMercyと一緒に。


photo : Masashi Koyama


 そして今年は、いよいよ来月、7/22に開催する。
 アンコール・セッションは〈祈り〉と〈種の歌〉をやる。〈ギター・レクチャー〉をYouTubeにアップしているから、よかったら参加してね。前にも書いたけれど、パーカッションとかエア・ギターとかでもいいよ。
 この会場でしか聴けない響きをじっくり堪能してもらって、最後は一緒に楽しもう。


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2017年6月29日木曜日

クールでニヒルな小説、と童話

 最近読んだ本の中でおもしろかったものを。

 ジム・トンプスンの『内なる殺人者』
 主人公が、いっさいの迷いもなく殺戮をくり返していくクライム・ノベル。すごいクールだ。
 サム・ペキンパー監督、スティーブ・マックイーン主演の映画『ゲッタウェイ(1972)』の原作者でもある。この映画もクールだったな。
 〈傷だらけの天使〉の「Getaway 優しくしてくれるだけで」は、ここから来ている。
 そしてこの小説も『キラー・インサイド・ミー』というタイトルで映画化されている。これはぜひ見なきゃ。




 ブルース・スプリングスティーンが読んで号泣したという小説、コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』
 滅亡しかかった地球、父と子が、ただただひたすら南を目指して歩く。その一節を引用。

友達はいた?
ああ。いたよ
たくさん?
うん
みんなのこと憶えてる?
ああ。憶えてる
その人たちどうなったの?
死んでしまった
みんな?
そう。みんな
もう会えなくて寂しい?
うん。寂しい
ぼくたちどこへ行くの?
南だ

 クールを通り越して、恐ろしいほどニヒル。こんな小説は読んだことがない。ピューリッツァー賞を受賞したという。
 この小説も映画になっている。この内容をいったいどんな映像にしたんだろう。




 で、あまりにも人が死ぬ小説ばかり読んじゃったから、その反動で、佐藤さとるの童話『天狗童子』を読んでいるところだ。




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2017年6月28日水曜日

マスタリングという重要な作業

 乃木坂のソニー・ミュージック・スタジオに2日通い、じっくり時間をかけて28曲をマスタリングした。マスタリングはとても重要な作業だ。同じ音源でも相当イメージが変わる。
 マスタリング・エンジニアは、はっぴいえんどや大瀧詠一さんなどのナイアガラ系のマスタリングを手がけるベテランの方。

 アルバム《VANISHING POINT》までは2007年にマスタリングして、すでに10年。時代は変わっている。以前は、しょぼいスピーカーやイヤホンで再生されることをある程度見越して、音圧を上げることを意識したが、今回は音圧は出しつつ、奥行きがあって、まろやかで、しかもワイルドな音を目指す。

 アルバム《The Fool》のマスター・テープと再会。




photo : Takuji


 アルバム《夢の島》以降は、初のマスタリングだ。
 今にして思うと時代のあだ花のようなサウンドだった《成長》や《花を育てたことがあるかい》を、現代のサウンドに仕上げていく。
 フェイド・アウトのタイミングも、微妙に調整。
 今時は音楽をデータとして扱うから、だいぶ意味のない作業になってはいるが、曲間の秒数も曲ごとに確認して決めていく。
 最後にスタジオの一番大きなスピーカーで、1時間15分×2を聴く。 素晴らしい音を聴いていると、耳がシャワーを浴びているような爽快感を味わう。
 最高のサウンドが完成した。


photo : Masashi Koyama


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2017年6月26日月曜日

《ROCKS!》ジャケット写真のオリジナル

 アルバム《ROCKS!》のジャケットに使用された内藤順司の写真。ジャケットではトリミングされている。手の表情とバックのグラデーションがある、これがオリジナルの作品だ。

 1994年、ひさしぶりに内藤に連絡して、アルバム・ジャケットの撮影を依頼した。彼はこう言った。
「俺は優しい顔した小山ちゃんなんか撮りたくない」
 前アルバム《花を育てたことがあるかい》を踏まえての発言だった。

 《ROCKS!》の撮影は、富士山の六合目で崖から転げ落ちたり、スタジオで頭からビールをかけられたり、すさまじくハードなものになった。


photo : Junji Naito


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2017年6月25日日曜日

一瞬をとらえた1枚の写真

 1982年。RCサクセションのオフィシャル・カメラマンの1人だった、翁長裕氏。同じプロダクションからデビューすることになった、新人の俺の写真も撮影することになった。
 まだレコード会社も決まっていない頃、渋谷や青山で何度も撮影した。デビューシングル〈FILM GIRL〉の、手のひらの中でZippoを点けている写真も、彼が撮影した。

 facebook「JUNJI NAITO Photographs」、6/23に書かれたカメラマン内藤順司の回想を読んでほしい。
 文章にある、新宿ルイードでのコンベンション・ライヴ。初めてThe Conxとライヴをやった夜だ。翁長氏が獣のような目でシャッターを押し続けていた。そしてその横に、もう1人カメラマンがいた。

 コンベンション・ライヴの数日後、翁長氏から紙焼きを見せてもらっている時、彼がポツリとつぶやいた。
「俺の真横で、俺とまったく同じタイミングでシャッターを切ってるやつがいた」
 それが内藤順司だ。
 この写真は内藤が撮ったもの。同じ瞬間を少し違う角度から捕らえた写真が、翁長氏の紙焼きにあった。
 
 オフィシャル・カメラマンが変わったいきさつは、俺は聞かされなかった。
 ある時から雑誌の取材に、クリクリのカーリー・ヘアーの男が現れ、なれなれしく言った。
「で、小山ちゃんさあ!」
 34年も前の話だ。お互いが現役でいることを、誇りに思う。


photo : Junji Naito


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2017年6月24日土曜日

Wonder 5のサウンド

 4年半ぶりに結集した4人に信夫君が加わった5人、Wonder 5の初リハーサル。
 まずは、あらかじめ送っていた音資料のままにプレイ。この段階ですでに70パーセントは完成している。ここからWonder 5サウンドに昇華させていく。
 俺から「あそこのフレーズはこうしようか。その部分はこのくらいのテンションで。あのリフをハモってみる?」
 メンバーから「こうするのはどうですか?」「あ、いいね、やってみようか」。さらにメンバーから「こんなメロディを重ねてみましょうか」
 俺が全部決めるのではなく、メンバーの感性から生まれたアイデアが歌に色彩を重ねていく。
 部分的に何度か確認。「じゃあ、もう1回やってみよう」
 唯一無二のサウンドができあがっていく。ゾクゾクする瞬間だ。

 このサウンドをみんなに聴いてもらうのは、9/18 横浜 THUMBS UP。


photo : Masashi Koyama


 ひーちゃんさん、コメントへの返信が返ってきちゃったみたいなので、改めて。
 いつもありがとう。また気軽にメールを送ってね。


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2017年6月23日金曜日

P.F. Sloanというシンガーを改めて

 友人と飲んでいて、「P.F. Sloanの〈孤独の世界〉の歌詞が〈天使の歌う朝〉に似てる」と指摘された。歌は聴いたことがあったが、歌詞までは知らなかったから偶然の一致だ。改めて聴いてみると確かに一部シチュエーションが似ている。

 P.F. Sloanは多くのビッグ・ネームのシンガーにすばらしい歌を数多く提供しているが、後半生は不遇のキャリアだったようだ。
 UK盤でベスト・アルバムがあったので購入。メロディがすばらしい。27曲中4分を越える長さの曲は1曲だけ。60年代の歌はいさぎいい。何より声がとても好きだ。さっきから何度もくり返し聴いている。




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